展覧会情報
GOTO AKI 写真展「TERRA 2023」
GOTO AKI
場所: | ギャラリー |
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会期: | 2023-05-30(火) ~ 2023-06-04(日) |
時間: | 12:00-19:00 最終日17:00まで |
展覧会内容
GOTO AKI 写真展「TERRA 2023」が、5 ⽉30 ⽇(⽕)より同時代ギャラリーで開催される。
1972 年⽣まれのGOTO は、⽇本の⾵景を撮影対象とした写真展・写真集「terra」(キヤノンギ
ャラリーS、⾚々舎 2019)にて⽇本写真協会賞新⼈賞を受賞。具象と抽象の狭間を揺れ動く新た
な⾵景写真のイメージを確⽴した。
本展では、「terra」以降発表された「TERRA 2019 地球相貌」(MYD Gallery 2019)、「event
horizon ‒ 事象の地平線 -」(ふげん社 2021)、「写真家はどこから来てどこへ向かうのか̶世
界を歩き、地球を変換する写真」(⼆⼈展・Gallery Forest 2021)からの3 点に、⽔中へと続く⾃
然⾵景をスナップの⼿法で捉えた新作12 点の全15 点で構成。作家の視点と思考の変遷をタブロ
ーとして提⽰する。
また会期中5 ⽉31 ⽇(⽔)19:00 より、GOTO と本展キュレーター・池⾕修⼀、⾚々舎代表・姫
野希美によるトークショーが開催予定。「TERRA 2023」へと⾄る作家の創意に迫ります。
<会期中のイベントと概要>
「あるがままの自然を写真に・TERRA 2023」
トークイベント GOTO AKI × 池谷修一 × 姫野希美
2023年5月31日(水)
19:00~20:30
¥1,000 (要予約 30名 ワンドリンク付き)
会場:PURPLE
〒604-8261 京都市中京区式阿弥町 122-1 式阿弥町ビル 3F
写真集『terra』(⾚々舎)刊⾏から4 年を経て、GOTO AKI の現在地点をトークで解題します。
GOTO は、⾃然⾵景の中で歩きながら⾝体で感じている多視的な視覚の認識が、多層的な時間の
感覚と交差するといいます。
⾃然⾵景から画⾯を構成する上で必要な諸要素を同時的に⾒出し、あるがままの存在をタブロー
として提⽰しようとする作家の創意に迫ります。
『terra』を編集し、写真展「TERRA 2023」を企画した写真編集者の池⾕修⼀と⾚々舎 代表・姫
野希美の3 名が語ります。
アーティスト詳細
<写真家・プロフィール>
GOTO AKI
1972 年川崎市⽣まれ。東京綜合写真専⾨学校写真芸術第⼆学科・上智⼤学経済学部経営学科卒業。1993〜94 年の世界⼀周の旅から今⽇まで56 カ国を巡る。株式会社丸紅にて天然ガスパイプライン輸送ビジネスに携わった後、東京綜合写真専⾨学校へ⼊学。鈴⽊清⽒、⼩林のりお⽒に学ぶ。現在、⽇本の⾵景をモチーフに地⽣命の胎動を捉える創作を続け、新たな⾵景写真を⽣み出している。写真展・写真集「terra」(キヤノンギャラリーS・⾚々舎、2019)にて、2020 年⽇本写真協会賞新⼈賞受賞。写真展に「event horizon ̶事象の地平線̶」(ふげん社、2021)「写真家はどこから来てどこへ向かうのか̶世界を歩き、地球を変換する写真」(⼆⼈展・GalleryForest、2021)他。武蔵野美術⼤学造形構想学部映像学科・⽇本⼤学芸術学部写真学科⾮常勤講師。http://gotoaki.com
<キュレーター・プロフィール>
池谷修一
横浜市生まれ。武蔵大学人文学部卒業。Bゼミスクール参加。2011年~20年、アサヒカメラ編集部に在籍。写真集の編集や展覧会のキュレーションを行っている。木村伊兵衛写真賞事務局担当。スライドショー「LONG SEASON」主宰。主な編集作品に『WOMEN』(ソール・ライター)、『terra』(GOTO AKI)、『少女礼讃』(青山裕企)、『On The Corner』(ハービー・山口、中藤毅彦、大西みつぐ)、『深い沈黙』(小林紀晴)、『90Nights』(藤代冥砂)、『SHORES』(木邑旭宗)など。近年手掛けた展示に「写真家はどこから来てどこへ向かうのか —世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平× GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「すべて光」(熊谷直子×川上なな実)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「七菜乃と湖」(笠井爾示)、「裸足の蛇」(佐藤岳彦)など。2022年のT3 PHOTO FESに「LONG SEASON」で参加。柏田テツヲ、木邑旭宗、GOTO AKI、嶌村吉祥丸、東海林広太、田口るり子、田中大輔、名越啓介、蓮井元彦、松岡一哲、水島貴大、ヨシノハナの作品を上映。