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秋山はるか個展 ちゃんのさんぽ
場所:ギャラリーショップコラージュ
会期:2019.4.23(tue) – 4.28(sun)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで、月曜休廊)
ご出産され日々子育てでお忙しい中、作品制作を継続されている秋山さん。同時代ギャラリーでの個展は約2年半ぶりの開催となります。
今展では、お子さんと過ごす毎日の中で発見したささやかな気付き・新鮮なモノの見方をヒントとして制作された作品を発表します。
そのひとつひとつの姿かたちから、どのような物語が想像できるでしょうか。
2017年末、息子を出産しました。「ちゃん」というのはお腹にいる時からの息子の愛称です。1歳ともうすぐで半年の「ちゃん」は自分で歩くようになり、 すくすく 成長しています。毎日「ちゃん」とぶらぶら散歩して、枝を拾ったり石を投げたり、ぶーんと音がすると空を眺めたりしながら日々を過ごしています。「だだん、だだん」と叫ぶときは電車を見に行きます。熊やきつねの人形はみんな「わんわ」か「にゃんにゃ」です。蹄の動物は「ばっぱ」。牙を持つ動物はみんな 「あいたたたた」です。下におりたいときは「だん」と叫びます。私のことはまだ呼びません。「ちゃん」との毎日は色々なものを新しく発見し直す日々で、そのささやかな発見を手掛かりに私は粘土の手を動かすのでした。
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〈秋山はるか〉
1986 年 高知県生まれ。京都在住。
2008 年 京都教育大学教育学部造形表現専攻 卒業。
2011 年 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻 修了。
土やガラスの素材を用い、焼成というプロセスを経ることで、一握りの塊に無限のスケールを閉じ込めるような作品制作を目指す。また自身の作品制作と並行して2010年よりパフォーマンスグループMuDAに参加し、制作マネージャーとパフォーマーを担当する。
http://www.dohjidai.com/gallery/artist/akiyamaharuka/