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2018.05.16 展覧会アーカイブ, 2018

共関展

今週のギャラリーは【共関展】を開催しています。

 

 

会期:2018年5月15日(火)~5月20日(日)
時間:12:00~19:00(最終日は18:00迄)

 

 

上坂 悟/Kosaka Satoru、田甫 実/Taho Minoru による展覧会です。
お二人はそれぞれ千葉県、兵庫県と住む場所は違いますが、お仕事の傍らひたすらに制作を続けておられます。
上坂さんはここ2年のうちに制作した顔料+樹脂系メディウムを用いた作品を、田甫さんは過去10年間で制作してきたアクリル、油絵による作品を発表します。

 

 

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ご挨拶

40年前の1978年に、東京日本橋の真木画廊で二人は「共時展」(ユングの共時性から引用)をしました。そして、この度、その第2回展として「共関展」を、京都の同時代ギャラリーで開催する運びとなりました。

二人は、その間、疎遠になっていましたが、それぞれの立場で制作を継続してきました。数年前に京都で再開し、お互いが美術に熱意を持ち続けて、自然(世界)のありようの真理を探求し、それを表象することを制作意図としていると確認しました。

当然、二人の作品には、共通するものと異なるものの相違があります。しかし、同時に展示することにより、40年前とは違う相互の為事が作用し、反応し、 新たな触発が生ずる期待があります。それらを更なる創造の変数に加えて、次なるステップとして、展開していく所存です。
ご高覧とご教示をいただければ幸いです。

 

平成30年5月吉日

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タイトルの「共関」とは共感と関係をあわせた造語で、IQ(人工知能)とEQ(人間力)の関係について知ること、を表しているそうです。
お二人ともIQ以上にEQによる共感と連携を大事にしたい、という想いのもと制作をつづけておられます。

 

 

会期中、毎日在廊されていますのでぜひお話を聞いてみて下さい。