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2018.01.17 展覧会アーカイブ, 2018

吉永朋希 個展 「約束のスペクタクル」

今週のギャラリーは【吉永朋希 個展 「約束のスペクタクル」】を開催しています。

 

 

色彩鮮やかな点描による絵画作品、「生」や「死」を連想させるようなモチーフを複数組み合わせたインスタレーション、都道府県の由来をテーマにした絵画、インスタレーションを発表します。

 

 

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世の中の常識や当たり前のルール。それは気付かぬうちに私たちの生きる指針の1つになっています。しかしその由来や目的、定めた人物のことは案外知られて いないことが多いのではないでしょうか。「スペクタクル」とは大仕掛けな見世物という意味で、大作の映画やショーに使われる言葉です。「常識」や 「ルール」をつくった人からすると、この世界は壮大なスペクタクルに見えるのではないか?そこに生きる私たちは物語のキャストのようなものではないか?不 透明で不確実なこの時代を、少し違った角度から見てみる展覧会です。

 

〈吉永朋希〉
1987年 佐賀県生まれ
2010年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻 卒業
幼い頃から絵が好きで、高校では美術部に入部し京都精華大学に進学。大学の先輩の影響でアートの世界にのめり込み、今にいたる。

「当たり前だと思っていること」の由来や背景に関心があり、それを考える一つのきっかけとして作品を制作。常識を作る社会や歴史、先入観や思い込みなどを形にすることで、当然だと感じていることを再検証する試みを行っている。
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会期:2018年1月16日(火)~1月21日(日)
12:00~19:00(最終日は18:00迄)
作家在廊日:16日(火)、19日(金)、21日(日)