ギャラリーショップコラージュ、今週は、『Arabia meets Japan』レバノン出身の作家、Khouloud Sinno Hibri（クルード・シンノ・ヒブリ）による個展を開催中。
クルードさんは、現在アラブ首長国連邦アブダビ在住で、アーティスト・デザイナーとして多方面で活動しています。

展示でメインとなる作品が、アラビア語のアルファベットやアラビア書道をモチーフとしたくるみ絵の作品です。くるみ絵とは、台紙を、様々な紙や布でくるんで表現する絵画のこと。台紙のかわりに綿やスポンジなどの素材を使用することによって、ぷっくりと立体的に仕上げることもできます。

クルードさんが使用するのは、色鮮やかな柄の和紙。アラビア語の流れるようなゆるやかな曲線と和紙の柄が調和した美しい作品です。
ご家族の中に服飾関係のお仕事をされる方がいたことや、日本人とレバノン人のハーフである旦那さんと出会ったことから、日本文化独特の色や柄、布地に興味を持ちはじめたそうで、和紙もその一つ。日本を訪れる度に、制作で必要な和紙を様々な場所で買い集めるのだそうです。

その他、オリジナルのアクセサリーも展示販売しています。