今週、ギャラリーでは、林雅彦dekaとKarl-Michael Constien(カール=ミヒャエル・コンスティン)による展覧会『ZWEI 2』を開催しています。
〈林雅彦deka〉
京都在住、立体・イラスト作品を中心に、日本・ドイツで定期的に展覧会やデザインワークを行うなど活躍は多岐にわたる。
作家Web site:隙間の音 http://deka-hayashimasahiko.com/
会場入って右側に並ぶのが林さんの作品。壁面を埋めるほどの大型作品と、切り絵のように繊細で緻密なペン画作品を展示しています。
協会の廊下をイメージし、鉛筆で描きあげた大型の作品や、お城のような建物を思わせる立体作品は、クラッキングベースという塗装材やエイジング加工のペンキを用いることで出てくる、独特な質感がおもしろい作品です。
モノトーンの色調で、全体的にシックで重厚な雰囲気が漂います。
〈カール=ミヒャエル・コンスティン〉
ドイツ在住、グラフティアートや墨絵スタイルを中心に、ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州を本拠地としてドイツ国内で作品を発表している。作家Web site:http://constien.org/Malerei/Start.html
左側と小部屋にカールさんの作品。かわいらしい動物達と美しい風景を組み合わせた幻想的なイラスト作品や、水墨で描いた作品が並びます。元々は大きな壁などに絵を描くグラフィティアートを中心に制作をしているそうで、今回の作品もスプレー塗料を主に使用し、あわくやわらかい色合いを作り出しています。
数年前に知り合いとなって以来、度々ドイツで展覧会を重ねてきた2人。
それぞれに異なる作風をぜひお楽しみください。
※ 2人の展覧会は、同時代ギャラリー以外のカフェ、ギャラリーでも開催中。
詳細はHPをご覧下さい
>> http://www.dohjidai.com/gallery/schedule-detail/?ev_cd=e000000038
会期:2014年11月18日(火)~11月23日(日)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)