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2015.03.31
展覧会アーカイブ, 同時代ギャラリー展示, 企画展, 2015
秋山はるか個展『ここの輪郭』
今週のギャラリー『ここの輪郭 秋山はるか個展』
陶芸作家・秋山はるかによる個展を開催中です。
「ここの輪郭」
忘れているということはよく分かっている。何について忘れているのかも分かっている。だけど、肝心な中身はすっぽり抜け落ちてしまった。外枠だけを残して忘れ続ける出来事の重なりに今が続く。 (秋山はるか)
何層にも重ねた土の層の質感を特徴とする秋山はるかの作品。
彫ったり、えぐったりした部分から、内部の細かな層がみえます。
透き間やくぼみに溶かしたガラス質の釉薬がきらきらと光り美しいです。
輪郭を残すように中身を彫り出した作品や、
逆に輪郭を削ぎ落とすように外側から彫り出し、中身を残した作品など。。。
様々なモノの「輪郭」を意識して制作した作品を多数展示しています。
いつも使用する陶土に加え、今回は磁土も用いて実験的にいろいろと作ってみたという秋山さん。
会期中は、毎日在廊予定ですので、疑問に思ったことや制作方法などお気軽に聞いてみて下さいね。ぜひご覧下さい。
会期:2015年3月31日(火)~4月5日(日)
12:00~19:00(最終日は18:00迄)