【山本 真実江 個展 「風景画」】

会期：2021年2月16日（火）〜2月28日（日）※22日（月）休廊
時間：12:00〜19:00（最終日は17:00まで）
展示会場：コラージュプリュス

 

 

昨年、家を建て直す事になり、自分が生まれ育った場所を記録するためにフィルムカメラで撮影をし始めました。
本展では、現像した沢山の四角い枠に収められた記憶を見返しながら、今はない家でみた風景や出来事を土や木に彫り込んで制作した作品を発表致します。

 

〈山本 真実江 / Yamamoto Mamie〉
土や木版画を使って、絵を描いています。
版木に彫り込んで描く事と、土で造形した立体物に彫り込んで描く事、素材は違えど、共通した感覚で作品が出来上がってきます。平面と立体を行き来しながら、その間で作品を作っていきたいと思っています。

1992年　京都生まれ
2015年　京都市立芸術大学 美術学部工芸科 陶磁器専攻 卒業
2016年　École nationale supérieure des Arts Décoratifs Image Imprimée 交換留学
2017年　京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻陶磁器分野 修了
個展
2017年　ものがたりの断片　（ギャラリー16・京都）
2019年　山本真実江陶展　Drawing my daily (陶磁器会館・京都)
グループ展
2018年　出町マルクト（旧三井家下鴨別邸・京都）
2019年　transmit program2019 (京都市立芸術大学ギャラリー＠KCUA・京都)
ART OSAKA2019「京芸 transmit program:ART OSAKA version」 （ホテルグランヴィア大阪・大阪）
GIFT BOX2019（京都府京都文化博物館別館ホール・京都）
2020年　OBJECT at.VOU (VOU/棒・京都）
IFUJI GALLERY (京料理・鍋物いふじ・京都）

 

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山本さんは、2017年に京都市立芸術大学大学院 工芸専攻陶磁器分野を修了され、現在は同大学にて非常勤講師として学生の指導やサポートを行なっています。

展示作品には、長く過ごしてきた家の歴史や、建て直しの際に短期間滞在していたお祖父様の家にまつわるモチーフが描かれています。版画のような彫り跡の質感が印象的です。
また写真、家の窓、家にあった鏡などのイメージから、四角や丸いフレームの要素を含んだ造形が多くみられます。
各作品の制作に関するエピソードも興味深いものばかり。ぜひご高覧ください。