過去に行ったことのある場所の記憶が最近よく夢に現れます。

しかし夢のその場所は現実の世界とは違い、物体一つ一つがつながって、一つの塊になって立ち現れます。

空も地面も石も海も人も全てが地続きで重なり合って、夢の中でただぽつんと佇む自分と対峙します。

今までの実際に存在する景色を解体し、もう1度組み合わせて再構成する中での画面展開から、今回は自らの夢を元に逆に解体する作業から景色の事象を一つ一つ繋げ、

一つのものとしてとらえることに意識をおいて作品制作に取り組みました。

越田帆南

1995年 京都出身

2019年 京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース 卒業

2021年 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 修士課程 油画専攻 修了

【展示】

2016年　人間やめたい展　グループ展　大阪R.sギャラリー

2016年　となりの音展　グループ展　京都けいぶん社

2017年　けいはんな展　グループ展

2017年　ふたり展　兵庫ゆめカフェ

2017年　人間やめたい展２　大阪R.sギャラリー

2018年　sirome展　 大阪色’s

2020年　京都市立芸術大学　作品展

2020年　ハイカラ展　グループ展　Trauma bar

2020年　『一回性の事象』　個展　京都芸術大学小ギャラリー

2021年　一矢報いる展　二人展　同時代ギャラリーBis

2021年　同時代展　グループ展　同時代ギャラリー

2022年　collectors collective グループ展　tezukayama gallery

2022年    記憶をたどる 二人展  同時代ギャラリー Bis

2023年   京阪神藝大在卒生グループ展 阪神百貨店梅田本店