今週のギャラリービスでは、松澤敬子さんによる個展を開催中。

同時代ギャラリーでの個展は2回目となります。松澤さんは、隣のギャラリーで個展開催中の村松健二さんの元京都造形大学（現在、京都芸術大学）通信教育部日本画コースの同級生。そして、水墨画も手がけられています。

テーマは鬼灯。夏真っ盛りから終わりゆく今の季節にはぴったりの植物。

色鮮やかに、そしてだんだんと朽ちてゆく鬼灯。その姿を夏、そしていのちの終わりと心情に重ね、黒地に描かれた作品もまた、観る人の心を打つようです。ぜひご高覧ください。

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今、ひたすら打ち込めるものを

嬉々として描いていく。

私にとっては、それが「透かしほおづき」であり

〇というのか　円というのか　輪というのか

そういうものの果てない連続というものなのです。

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松澤 敬子

1956年　長野県松本市出身

2017年　京都造形芸術大学（現京都芸術大学）通信教育課程日本画コース卒業

2018年　京都造形芸術大学日本画選抜展「画心展」　（佐藤美術館）

2018年　第1回ぎふ美術展日本画部門　優秀賞

2019年　個展「心画録2019」　（松本市美術館）

2021年　「林秀行・松澤敬子　陶画二人展」　（安曇野市豊科近代美術館）

2021年　個展「心画録2021」　（同時代ギャラリー）

2022年　第4回ぎふ美術展日本画部門　入選

その他グループ展参加多数