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2024.02.06 展覧会アーカイブ, ギャラリービス展示, 2024

里庭

場所:ギャラリービス

会期:2024.2.6(tue) – 2.11(sun)

時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで、月曜休廊)

https://www.dohjidai.com/gallery/exhibition/b20240206/

高度経済成長期、庭のある家を持つことがサラリーマンのステータスでした。
父母も、小さいながらも庭のある家を持ちました。
庭師が手入れしてきた庭。
その庭を、母は働きながらこつこつと「里庭」に作り変えていきました。
歳月を経て、里庭も、そしてその作り手も変化していきます。
どこの家にも、どこの庭にも、誰にでも起こり得る変化。
その変化を、そして将来を、直視できず途方に暮れる自分がいます。

——

よしざき しほ  Shiho YOSHIZAKI
写真作家

福祉系団体職員として働きながら、写真作家としても活動。
「庭づくりをする母」や「病院の窓」など身近なテーマで撮影を続けている。
写真表現大学では2018年より本格的に写真を学び(写真研究ゼミ所属)、毎年作品を発表。
それらの作品を、自ら編集・デザインした写真集というかたちでもまとめ、これまで『母の里庭』(2023)、『お母さんの里庭 − 庭を見る、母を知る』(2022)、『お母さんの里庭 − その深まり』(2021)、『お母さんの里庭』(2020)、『より添う窓』(2019)の5冊の写真集を自主制作。
絶えず変化する「里庭」を見つめながら、日々テーマを深めている。