日本におけるグラフィティ文化と工事現場というものは密接に関わっている。表面上で言えば、工事現場にグラフィティが行われているのを頻繁に目にすることや、個人的な感覚で言えば、どちらもアンダーグラウンドなのである。そして確信的なこととしては、どちらもレイヤー（層）という意識がある。下にあるものを壊したり重ねたりして新たなものを上に作るという行為性に共通項がある。

今回の展示では、この共通項を出発点として空間上でのレイヤーと平面上でのレイヤーを壊したり重ねたりすることでアンダーグラウンドとしての新たな表現を模索し、立ち現れるための行為をしていく。

主にグラフフィティーカルチャーをベースに制作している。

芸術、哲学、文学などさまざまな分野から「表現すること」を研究し、新たな絵画様式

を確立させることを目指している。

小林太郎

2021 年 中札内美術村企画公募展「はたちのりんかく」入賞

2021年4月「小林太郎展~自己へのアプローチ~」(京都)

2021年6 月 「記憶~造形居残組~」 (京都)

2021年7 月 「同時代展ー創造力との出逢いー」(京都)

2021年10 月 「サガビアートフェス 2021」主催(京都)

2022年3 月「第 6 回京都学生アートオークション」(京都)

2022年10 月「サガビアートフェス 2022」(京都)

2023年3 月 「第 7 回京都学生アートオークション」(京都)

2023年6 月「(株)即興建設展示」(京都)

2023年7 月 「one room’ 23」企画(京都)

2023年7 月 「onerooom’ 23 (株)即興建設展示」(京都)

2023年8 月 ライブぺイント(京都)

2023年9 月「ご迷惑をおかけしますが安全と周辺環境に気をつけて作業しております。」(京都)

2023年10 月「サガビアートフェス 2023」(京都)

2023年10 月 ライブペイント(京都)