お知らせ
年末年始の休業について
皆様には日頃から格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
今年も残すところ、あとわずかとなりました。
同時代ギャラリーは、下記の期間を冬期休業とさせていただきます。
【休業】2023年12月25日(月)〜2024年1月7日(日)
※2023年最後の展覧会は24日(日)で終了いたします。
なお新年1月は、下記の展覧会からスタートです。
ぜひご来場くださいませ。
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Installation
ギャラリー・ギャラリーBis
会期:2024年1月8日(火)〜1月14日(日)
作家:高見晴惠
展覧会内容
「インスタレーションはインストールの名詞形ですよね」、と私の作品を見続けてくれている友人から最近行った個展会場でいわれた。
インスタレーションを作品として30年以上になるが、この言葉は私の考えているインスタレーションの本質を端的に言い当てているようで、すとんと腑に落ちた。私にはインスタレーションのためのピースを作る以外に、写真を撮る時間、紙に線を引く時間、がある。
インスタレーションと写真とドローイング、それらはそれぞれ独立している一つの分野ではあるが、この三つの仕事は分かち難く結びつき三角形となって私の中に存在している。
この三角形のどの点が頂点となって何処が何処を支えているのか、あるいは三つが一体の世界なのか。
今回の同時代ギャラリーでの個展では、四室を使って私の三角形を見てもらうことにした。これは私にとって、初めてのことである。
私は常より作品を作らぬよう場と対話し、場に沿うようにして、露わにしてゆきたいと考えている。
露わにするものとは、私がワタクシを捨て、定まったことを淡々とやり続けていく中でどこからかやって来て、現れてくるモノのことではないだろうか。スウェーデンと京都を行き来しながら、三角の内を私は今日も彷徨っている。
またコラージュプリュス・アンプリュスでも、高見晴惠の展覧会を開催予定です。
今年1年間もたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
同時代ギャラリー