お知らせ
姜 鍾 浩 展 ~ 長 白 山 ~
「私は30数年間、故郷にある我が民族の聖山・長白山を、一貫して創作のテーマに据えてきました。
写実主義、印象主義、表現主義、抽象主義など、さまざまな絵画表現手法で長白山を解釈しようと努力を積み重ねました。
行けども行けどもまた行きたくなる聖なる長白山を、描いては恋し描いては想い続けています。」 姜鍾浩
場所: | ギャラリー , ギャラリーBis |
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会期: | 2024-04-02(火) ~ 2024-04-07(日) |
時間: | 12:00-19:00 最終日17:00まで |
姜 鍾 浩
2006 韓国圓光大学校造形芸術学博士卒業
1998 韓国成均館大学校 西洋画修士卒業
1985 中国延辺大学芸術大学美術学科卒業
中国/韓国/スイス/日本/個展16回
150回を超える国内外グループ展に参加
主な受賞歴
2001 <研究と超越>中国油画作品大展 <秋の魂>最高賞“芸術賞受賞”
2002 延辺朝鮮族自治州成立50周年美術作品展<合> “金賞”受賞
2005 延辺最高文芸賞“チンダルレ作品賞”受賞(2005年)
2014 第3回全国少数民族美術大展 油画<2014タルチュムシリーズ>優秀賞受賞
現:延辺大学校美術大学西洋学科 教授
延辺朝鮮族自治州 長白山造形芸術研究院 院長
延辺朝鮮族自治州美術家協会 第7期会長
延辺朝鮮族自治州美術家協会 名誉会長 延辺画院名誉院長
同時代ギャラリー 展覧会歴
2005年~長白山天池~
2010年~長白山雪乃恋~
2013年~夢の長白山~
2017年~아리랑(Arirang)長白山~
2024年~長白山~
姜 鍾 浩 と 長 白 山
2004年― 先生の個展を京都で開催しようと思い立ち、私はここ同時代ギャラリーを訪ねました。
それが先生と私、そして同時代ギャラリーとの心縁の始まりでした。
先生が描き続ける永遠のテーマである長白山は、その美しさと雄大さから、古来より人々に崇められてきました。
この山は中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国の国境線上に位置し、朝鮮半島では白頭山、中国大陸では長白山と呼ばれます。
中国では満州族(旧女真族)の聖地、朝鮮半島では朝鮮民族発祥の聖地とも伝えられています。
2005年に初めて開催された「姜鍾浩展~長白山天池~」をきっかけに、先生とともに
長白山の多種多様な造形芸術を幾重にも探り続けてきました。
長白山からみなぎる精氣と氣運は創造力の糧として、やがて私と同時代ギャラリーを深く結びつけました…。
雄大な大地にそびえ立つ長白山。
―行けども行けどもまた行きたくなる聖なる長白山、
その姿を描いては恋し続ける画家・姜鍾浩―
先生は私にとって中国吉林省延辺総合大学美術科在学時代の恩師であり、
また画家として、人として、いつも正しくやさしく導いてくださる存在です。
2024年春、5回目を迎える展覧会を同時代ギャラリーで再び開催できることに誇りと喜びを感じます。
先生や支えてくださる皆様方に心より感謝申し上げます。
長白山造形藝術研究院名誉院長兼顧問
同時代ギャラリー代表 髙尚赫